コラム

防災、データ、AIについて、現場で考えたことを発信します。

強いwillがあればどこまででも行ける

住所一つで災害リスクがわかる防災DB。マーケターだった私が専門外の技術を学びながら作った経験から、強いwillと学び続ける姿勢について考えます。

経営者コラム

こんにちは、中都です!

最近はやりたいことが多すぎて困っています。

一人の会社なので、最初は時間をかけてでもAIで自動化していきたいなと思っています。

さて、今日は「強いwillがあればどこまででも行ける」というテーマでお話しします。

このコラムは、毎回中都がAIを使わず、自身の思考を記事化しています。

自分らしさを大切にしながら、もがいても前に進みたいという方へ、何かヒントになれば嬉しいです。

好奇心旺盛・常に学ぶ

今回もA&PROさんのクレドを考えてみるコーナーです。

過去にも、誠実さとは、自分との約束を守ろうとする姿勢のことである。や時間を大切にするために、まずはモーニングルーティンから、やらなければよかった、という後悔はないなんかも取り扱っているので併せてご覧ください。

今回は10個あるクレドの7つ目になります。

7.好奇心旺盛・常に学ぶ

我々の活動における身近な事柄に興味を持ち、深く学ぶことを大切にしていきます。(報連相・記憶のメカニズム・ブランドマネジメントなど)教え上手は当たり前、学び上手であれ。仕事を通じて、人生を豊かにする人間へと成長していきます。 

出典:A&PRO「クレド」

このクレドは自身の刃を研ぎ、貢献できる人材になるために必須な心構えだと思います。

楽天創業社長の三木谷さんについて、取材した上阪徹さんは、日本興業銀行の新人時代、コピー取りにも工夫して取り組んでいたと紹介しています。

どうすれば、最も美しくできるか。どうすれば最も効率的にコピーが取れるか。

出典:上阪徹「新入社員時代の三木谷浩史さんは、コピー取りでさえ楽しんだ」(ダイヤモンド・オンライン)

仕事というと「やらされる」とネガティブに感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、自分から学ぶ姿勢があれば、仕事自体も豊かになり、ひいては人生が豊かになるのではないでしょうか。

willがあればどこまででも行ける

インターネットの到来により情報が開かれ、検索エンジンの到来により情報を探すことができ、AIの到来により検索行為そのものが効率化されました。

年々学ぶことに対してのハードルが下がっていることは多くの人が感じているところではないでしょうか。

そんな時代に私は「強いwillがあればどこまででも行ける」と確信しています。

(補足:今回は話のメインがWebでの話になります。しかしオフラインも時間の問題でしょう。)

ここで、willは単純に「やりたい!」「ワクワクする!」と思う気持ちのことを指しています。

強いwillとAI(と利用料3000円ほど)があれば、

  • 世界中の類似事例を調査し、
  • 有識者が発明した技術基盤やOSSを無料で享受し、
  • コーディングをAIと壁打ちしながら進め、
  • テストやバグ改修もできてしまいます。

以前は、自分が知っているレシピと自分の腕で作っていた料理も、今は世界中のレシピを参考にでき、誰かが仕込んだソースも使えて、一緒に料理をしてくれる相棒もいる。

「こんな一皿を作りたい」から、作りながら学ぶことができるのです。

レシピ本と用意されたソースや野菜を使って仕上げた一皿のパスタ

防災DBは作りながら学んだ

私の代表作は防災DBになります。

住所一つで6つの災害リスクがわかるという無料のWebサービスでして、これをひとりで作ったと言うと結構驚かれます。

防災DBのトップ画面。住所を入力して地震・洪水・津波・土砂災害・高潮・液状化のリスクを調べられる

元々は「富士山噴火が発生すると首都圏の機能が壊滅する可能性がある」「南海トラフの被害総額が292兆円を見込んで国のGDPの4割に上る」という、事実を知った際に、「これは日本国民に正しく災害リスクを伝えないといけない」と感じて作りました。

バックグラウンドはマーケターだったので、以下の技術は全て模索しながら組み立てたものになります。

▼防災DBで実装したものの一例

  • 公的データの自動収集・構造化
  • ポリゴンデータの125mメッシュ化
  • 住所に基づく災害リスクの計算・地図表示
  • BigQuery・SQLiteによるデータ基盤の構築・高速化
  • MCPサーバーの実装
  • 認証・決済の仕組みの実装
複数の地図データを組み合わせて災害リスクを表示するパソコンのイラスト

上記は一例ですが、これを学びながら作れたのはやはり私自身に強いwillがあったからのように思います。

そのwillのもと、どこまでも遠くに行けると信じたからこそサービス化することができました。

ちなみに後日談ですが、「防災DBによって自宅が土砂災害警戒区域だと知ることができた」といったお声もいただきました。

サービスを作って終わりではないので、そこから防災啓発のところまで繋げていきたいです。

学ぶことは生存戦略

仕事上で学び続けることはもはや生存戦略として必須なのではないかと考えています。

15年前にホットだった仕事の何割が残っていますか?

「15年前から今への変化」より、「今から3年後への変化」の方が振れ幅が大きいかもしれません。

以前、「余裕とは即座に反応しないこと」というテーマで書きましたが、

学びつづけ、変化に柔軟に対応できるという自信こそが変化の激しい時代にドシッと構えて余裕を持った状態に繋がるのではないでしょうか。

かくいう私もまだ理想からは程遠いなと感じております。

強いwillのもと学び続け遠くに行く人生にしたいとクレド記事から再確認できました。

執筆時間0:55 NoAI

コラム一覧へ